僕は部屋でひとりぼっち

くさばといいます。

春樹すら読めないんだが!?

前の記事で今は村上春樹しか読めねえ…とか書いたのに、今は村上春樹すら読んでない。

数日経ってないぞ。


じゃあ何してんのって話なんですが今度は吉本ばななを読んでます。


ばななは中学生の頃エッセイを初めて読んで以来無意識的にいろんなところで影響を受けている作家さんでして、もう安心と信頼が強い。


何冊かエッセイも小説も持ってるんだけど、パイナツプリンという初期のエッセイとデッドエンドの思い出という短編集を読んでました。


何度か読んでるんだけど、読むたび沁みる。


エッセイとか、マジで人をこういう風に褒められるんだ!?ってくらい素敵な文章で驚愕する。

多分パイナツプリン書いたの今の自分と同じくらいな歳だった気がする。神かよ。


春樹の文章は不親切で不寛容なところがある(と本人も確か言ってた)けど、ばななは丁寧で共感を覚える。

村上春樹雑文集を読んでいたらなんだか難しい話が多かったのと、村上さんのところを読んでいたら春樹質問に答えてねーじゃん!と思って疲れて、最近はもっぱらばなな。


この人の小説を読んでたくさんの女の人が泣いたんだろう、ということは自分を鑑みても分かる。泣くわ、こんなん。


ばななの小説は今の自分みたいな、追い詰められて死にそうな時に読むと一層その真髄がわかると思う。

そういう時って大体何を読んでもしみちゃうけど。


春樹に続いて、今度はばななと呼んでいたら、友人にいやばななはもう何だかわかんねーよと言われた。


そうだよねえ。


今度友人と芝生に寝っ転がりに行きます。そういうことができる唯一の友人です。


わたしの心は減り続けてますが、一体どうなるのでしょう!?


多分死にます。